
さて、SEO対策には、内部対策と外部対策の2つがあるってお伝えしましたが…
内部対策は自分でデキても、外部対策は、コントロールできねぇじゃん。リンクするかしないかは、相手次第だし…
って、疑問でいっぱいの社長さんも多いはず。
まぁ、確かにその通り。
ラーメン屋さんで例えたら、どうすれば旨いラーメンが作れるのか追求せずに、どうすれば旨いと評判になるかって考えてるのと同じですから…。
いや、旨いラーメン開発しろよ!って話になりますよね(笑)
リンク(評価)をして欲しければ、まずは、みんなに役立つ情報、良いコンテンツを考えるのが本質…って、Googleさんも公式サイト言ってます。
他のサイトから、自分のサイトへの高品質で関連性の高いリンクを作成してもらう最善の方法は、インターネット コミュニティで自然に人気を獲得する、関連性の高い独自のコンテンツを作成することです。
良質なコンテンツを作成すると、それが利益につながります。リンクは編集者による人気投票のようなもので、役立つコンテンツの数が多いほど、誰かがそのコンテンツが自分のサイトのユーザーにとって役立つことに気付き、リンクを作成してもらえる可能性が高くなります。
ぐうの音も出ない、ごもっともなお言葉です…
が、実は、これって、Googleさんが仕掛ける巧妙な心理戦の一端だったりするんです(笑)
一見すると、自分じゃコントロールできないと思える外部対策も、ちょっと見方を変えると、実は、コントロールできちゃう…
本日は、そんなWEBの世界のグレーな一面を、お届けしたいと思います(笑)

リスクも伴うグレーな手法だからこそ、自己防衛のために知っておく必要があると思うんだ。
この講座の目次
ブラックハットと、Googleの黒歴史

Google目線で、SEOの評価基準を考えてみたでお伝えした通り、Googleが企業として存続するためには、検索エンジンとして、利用者に便利だと思ってもらわなきゃいけなかったですよね。
ユーザーが知りたいと思うことを、的確に捉えて、その答えを提供してくれるWEBサイトを教える。
シンプルですが、この検索結果の品質こそが、Googleの生命線であり、このバランスが崩れると、ユーザーはGoogleを使わなくなってしまう。
つまり、Googleとしては、なんとしても、検索結果の品質を守らなきゃいけないわけです。
対して、WEBサイト運営者は、Googleの検索結果で、上位表示されたいと考えるのが普通です。
検索順位によって、どれだけアクセス数・売上が変わるのかシミュレーションしましたが、上位表示できるのと、デキないのでは、受けられる恩恵に大きな差があるからです。
となると、Googleの評価の仕方を分析して、Googleの検索結果を不正にジャックしちゃおうぜ…って考える人達が出てくるのも、自然と言えば、自然なコト。
業界では、検索エンジンを不正に操作する人達のことを、ブラックハット(黒い帽子をかぶった人)と呼びますが、そんな、ブラックハットの方々が編み出した、Google攻略の術が… 外部対策(被リンク対策)だったんです。
具体的に、どんな方法かと言うと…
例えば、赤の他人が運営しているサイトからリンクをしてもらうことは、自分じゃコントロールできないけど、自分が数百、数千のWEBサイトを運営しちゃえば、リンクなんて出し放題じゃんw って、逆転の発想です。
今でこそ、Googleも大きな進化を遂げ、この手法に対し対策を講じてますが、一時は完全に攻略され、検索結果にアダルトサイトが蔓延するなどの黒歴史があったりもします…。
Googleの歴史は、ブラックハットとの闘いと言っても過言じゃありません。

Googleさんも大変だよな。
品質ガイドラインと、ペナルティーのリスク

Googleさんが、今でも、リンクを検索順位を決定する材料にしているのは間違いありません。
それは、過去の黒歴史でも証明されていますし、どんなに、Googleが進化しようと、第三者の評価無くして、ホームページの優劣を判断することが難しいからです。
とは言え、今も、リンクを評価してますよ。なんて公言できませんし、止めてくださいってだけ言っても、ブラックハットの方々は止まりません。
黙認してたら、黒歴史AGAIN... ですから、Googleとしても対策を講じなくてはいけません。その対策と言うのが、以下の2つ。
ブラックハット対策で講じたGoogleの戦略
- 良いコンテンツを作ることがベストだと啓蒙する。
- 品質ガイドラインを作り、違反者にはペナルティーを与える。
冒頭で、Googleが仕掛ける心理戦だと言った意味が、なんとなくご理解いただけたでしょうか?
そう… リンクを操作されたくはないけど、リンクを評価基準からは外せない… そんな矛盾の中で出した答えが、啓蒙と罰則。
Googleとブラックハットの歴史を知らない方には、啓蒙することで、ブラックハットの方には、ペナルティーで脅しをかければ抑止につながるって戦略です。具体的には、以下のように公式で言及しています。
Google検索結果での、サイトのランキングを操作することを意図したリンクは、リンクプログラムの一部と見なされることがあり、Googleのウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)への違反にあたります。
これには、自分のサイトへのリンクを操作する行為も、自分のサイトからのリンクを操作する行為も含まれます。
ちなみに、Googleからペナルティーを受けるとどうなるのかと言うと…
検索順位が突然急落したり、最悪の場合、Googleの検索結果に、アナタのホームページが一切出てこなくなります。
上位表示を目指しているのに、検索結果に出して貰えなくなるリスク。
あなたは、このリスクをどう捉えますか?
リンクを購入?! 外部リンク業者の甘い言葉にご注意を!

社長、外部リンク買いませんか?
SEOで上位表示を目指すなら、外部リンクが近道、どんなキーワードも一発ですぜw
今なら、お安くしときますよ。へへへ
どうです、あなたの心は揺らぎますか?
Googleがペナルティを発動するようになり、今でこそ、数は少なくなってきましたが… きっと、あなたがホームページを公開したら、外部リンク業者からの、こんなお誘いを一度や二度は受けることになるでしょう(笑)
でも、ディースケとしては、お勧めしません。
なぜかと言うと、ディースケも、SEO業界に身を置いてましたから(笑)
彼らの提供するリンクがどんなレベルなのか…が、だいたい想像できますし、彼らの提供するリンクが、進化するGoogleの目を誤魔化せるとは、到底思えないからです(笑)
仮に、彼らのリンクで上位表示を達成できたとしても、一時的なもので、長続きはしないでしょう。
Google様の手前、良い子ぶるつもりもありませんが、抜け道を探すことに時間をかけるより、Googleの方針に沿って、コツコツとホームページの完成度を高める方が無難です。

実際、ディースケがSEO業界にいたときは、外部リンク業者の対策が原因で、ペナルティを受けちゃって困ってるお客さんいっぱいいたしw
外部対策はやる?やらない? ディースケの自論をお伝えします。
ペナルティを受けるリスクを背負ってまで、外部対策なんてやりたかねぇよ!
きっと、皆さんそう思っているかもしれませんね?
なかには、他のサイトからリンクを受けることを、過度に心配しちゃってる人もいるかも(笑)
じゃぁ、ディースケは外部対策やるのかよ?って話になるかと思いますが…。
答えは… やりますw
とは言っても、SEO業者や、ブラックハットのような、露骨な外部対策は間違ってもやりませんが(笑)
あくまでも、Googleさんのガイドラインに違反しない違反してると思われないようにってのが前提です。
外部対策をする上で、大切にしてる考え方(自論)
ペナルティを受けるリスクを減らしつつ、しっかりと評価してもらえるリンクを貰うためには、Googleさんのお考えを、しっかりと頭に叩き込むのがファーストステップ。
Googleさんの発言の裏側を、じっくり読み解くと、意外と多くのヒント見つかったりします。
例えば、冒頭でご紹介した、一文を再度見返してみると…
他のサイトから、自分のサイトへの高品質で関連性の高いリンクを作成してもらう最善の方法は、インターネット コミュニティで自然に人気を獲得する、関連性の高い独自のコンテンツを作成することです。

要するに、自分のホームページの内容と関連性が高くて、コンテンツがしっかりしてるサイトからのリンクは評価してくれるってことだなw
更に、もう一歩踏み込んで、Googleの定める品質ガイドラインの基本方針も見てみましょう。
- 検索エンジンではなく、ユーザーの利便性を最優先に考慮してページを作成する。
- ユーザーをだますようなことをしない。
- 検索エンジンでの掲載位置を上げるための不正行為をしない。
ランクを競っているサイトや Google 社員に対して自分が行った対策を説明するときに、やましい点がないかどうかが判断の目安です。
その他にも、ユーザーにとって役立つかどうか、検索エンジンがなくても同じことをするかどうか、などのポイントを確認してみてください。- どうすれば自分のウェブサイトが独自性や、価値、魅力のあるサイトといえるようになるかを考えてみる。同分野の他のサイトとの差別化を図ります。

客観的に見たときに、SEO目的だと見えずに、リンクされてる妥当性があると判断できたら… なんだかイケそうな気がしないかぃw
ただ、外部対策に取り組むにせよ、自然のままに任せるにせよ、これからのSEOでは、しっかりと愛情をこめて、自分のホームページを作りこむってのは、もっとも重要なこと。
独自のコンテンツもない薄っぺらなサイトなのに、外部リンクが沢山あったら… そりゃ、不自然だろ!って、Googleじゃなくても思うでしょ(笑)
ディースケなりの解釈だけど、コンテンツの充実度は、人間で例えると、その人の信用と捉えることができるんじゃないかな。
信用がない人は、周りから評価されることは無いし、一部のグループからだけ絶賛されてても、ちょっと疑わしいでしょ?
普段から信用を積み重ねてる人は、自然と周りからも評価されるし、たまに、グレーなこと言ったって、許してもらえちゃったりする…(笑)
と言うことで、次の講座では、ディースケがどのように外部対策をしているのか、具体的な方法をお伝えしたいと思います。
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歪んでるって言われるかもしれないけどさ…