
さて、ここまでの講座で、Googleがホームページを評価するのに重要視する 主要のHTMLタグについては、あらかたご説明が完了しました✨
ここまでにご紹介した HTMLタグを、しっかとチューニングし、コンテンツを作り込めば、きっとGoogleさんも評価してくれるハズです!
じゃぁ、本日は、何をご紹介するのかと言うと… メタキーワード(meta keywords)というHTMLタグをご紹介したいと思います!
メタキーワードは、多くのサイトで、内部対策の一つとして紹介されていますが、やる、やらないは賛否分かれる珍しいタグ。
ぶっちゃけ、これ以上内部対策するのは、大変だよ~💦 って思ってる方は、メタキーワードは飛ばしちゃっても全然オッケーです(笑)
ぶっちゃけオマケ程度のタグですのでw

この講座の目次
メタキーワードとは?
meta keywords(メタキーワード)とは、タイトルタグや、メタディスクリプションのように、<head>タグ内に記述するタグの一つです。
<head>タグ内に記載されるタグは、ホームページのコンテンツとして表示はされません。
つまり、読者さん(= 人間)は目にすることは無く、あくまでも、Googleをはじめとした、検索エンジンに、そのページの情報を伝える役割を担っています。
じゃ、meta keywordsは、どんな情報を伝えているのか… と言うと、そのページの内容を最も適切に表す キーワードを伝えています。

スパムに使われた メタキーワードの悲しき黒歴史

今でこそ、Googleの解析能力は高まり、Webページのコンテンツを分析して、そのページがどのようなテーマについて書かれているのかを把握、評価することがデキるようになりましたが…、一昔前は、そこまでの解析技術はありませんでした💦
薄っぺらなコンテンツだろうが、タイトルタグにキーワードを入れとけば、順位が上昇したり、meta keywordsに狙ってるキーワードを記述して、自作自演のリンクを当てときゃ上位表示できが時代があったんです(笑)
そんな簡単に上位表示がデキちゃったら、誰も、読者さんに役立つ記事を書こうなんて思えません…💦
コンテンツなんて二の次。meta keywordsの悪用が横行し、Googleの検索結果は、荒れに荒れました💦
あの当時は、辛かったなぁ…。検索結果が不正に操作されちゃったから、大切なユーザーさんが離れて行っちゃうかと心配したよ💦
でも、今は、そんなの通用しないぜ!
Googleはメタキーワードを無視。SEOには意味がない。

今は、もうお役御免。Googleは、公式で メタキーワードをサポートしないと発表してるんだ。
Google does not use the keywords meta tag in web ranking.
(訳 : Googleは、メタキーワードをランキング要因として使用しません。)
上記は利用可能なメタタグの一部で、サイトにとって重要な場合は上記以外のメタタグも使用できます。ただし、Google でサポートされないメタタグは無視されますのでご注意ください。
と言うことで、スパムから絶大な支持を得て 一世を風靡した メタキーワードですが、今や、読者の目にも触れることもなく、Googleからも無視されるという冷遇を受けている、可哀想なHTMLなのです。
もちろん、Googleから無視されてるわけですから、SEO的にみて、意味が無いと言わざるを得ません。

次期、けなげ組候補と言っても過言じゃねぇだろ。
メタキーワードは書くべきか、書かないべきか?

メタキーワードを書いたところで、Googleに無視され、読者の目にも触れない… まったく意味のないHTMLタグ。
普通に考えれば、書かないの一択で良いと思いますが、今尚、メタキーワードを書く派も存在します✨
書く派の意見としては、
メタキーワードを書く理由
- Google以外の検索エンジンはサポートしてる可能性もある。
- Googleが無視すると言っても、実際のところは分からない。
- 書いたとしても、マイナスになることは無い。
- メタキーワードを書く手間は、そこまで多くない。
賛否の分かれる所ではありますが、ちなみに、ディースケは、メタキーワードを書く派です(笑)
とは言え、SEOの効果については、全く期待していません。ただの、「おまじない」程度に捉えています(笑)
まぁ、メタキーワードを、書くも、書かぬも、あなた次第。ディースケ的には、どちらでも良いと思っています。
メタキーワードの書き方


meta keywords(メタキーワード)は、HTMLで以下のように <head>タグ内に記述します。
メタキーワードの書き方
<meta name="Keywords" content="keyword1,keyword2,keyword3" />
keyword1,keyword2,keyword3と記載してある箇所に、そのページで狙っているキーワードを、カンマ区切りで記載していくだけなので、そこまで手間はかかりません。ちなみに、ディースケは、重要度の高い順にキーワードを書いてたりします(笑)
メタキーワードの書く上で、注意すべきこと。
Googleから無視されるというメタキーワードですが…
妙な使い方をすると、Googleから、スパムの疑いをかけられて、ペナルティを受ける可能性があるので注意が必要です💦
無視するって言ってるクセに、ちゃんと見てるんかぃぃ!ってツッコミたくなりますが…
まぁ、メタキーワードが悪用されていた頃と、全く同じ使い方をしたら、疑われたって仕方がありません(笑)
と言うことで、メタキーワードを書く派の方は、以下 3点に注意しましょう。
メタキーワードの注意事項
- メタキーワードに、キーワードを詰め込まない!
- メタキーワードに、記述するキーワードは 3つ程度まで。(※ディースケ自論)
- そのページに関係のないキーワードを記載しない!

ただ、メタキーワードを書いて順位が上がったって、実感した事もないけどな💦
ホームページ作成ソフト SIRIUSでのメタキーワードの設定方法
さぁ、メタキーワードの書き方をお伝えしたところで、今度は、具体的なメタキーワードの調整方法・手順をお伝えしたいと思います。
まずは、当サイト一押しのホームページ作成ソフト SIRIUSの場合です!

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1SIRIUS上部のメニューリボンから「サイト全体設定」を選択

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2サイト全体の設定画面の、METAキーワード入力内容がトップページのメタキーワードになる。

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3個別記事・ディレクトリのメタキーワード変更は、該当記事を右クリック

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4オプションメニューから詳細設定を選択

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5エントリーページの設定画面 METAキーワードに設定する。

WordPressでのメタキーワードの設定方法
SIRIUSでのメタキーワード設定方法をお伝えしましたが、今度は、WordPressユーザーさん向けに、メタキーワードの設定方法をお伝えしましょう。
ここでご紹介するのは、当サイトでも利用させて頂いているWordPressテーマ Affinger5(WING)の場合です!

step
1トップページのメタキーワードは、左サイドバー AFFINGER5管理のSEO項目で設定可能。

左サイドバー AFFINGER5管理を選択し、SEO の項目内で設定を行います。メタキーワードは、② トップ用のメタキーワードに入力した内容が反映します。
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2個別記事メタキーワードの設定は、各投稿記事に設定箇所がある。


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