
以前の記事で、キーワード検索回数を無料で調べる方法だったり、無料で使えるSEOキーワード収集ツールをご紹介しましたが…
「Googleが提供しているツールは無いの?」
との、ご質問を多々頂きましたので…
本日は、Googleが提供しているツール 「キーワードプランナー」を、皆さんにご紹介したいと思います✨
Googleが提供してるのがあるなら、最初から言えよ!

ですが、いろいろ諸事情あって、他のツールをご紹介したんです💦決して、出し惜しみしてた訳じゃないんだよ。
その理由も、この記事を読んでもらえれば分かってもらえると思いますので、ナニトゾ。
この講座の目次
Googleキーワードプランナーとは?
まだ、ディースケが出し惜しみしたんじゃないか疑惑が残っているかもですが💦
その理由を、お伝えするためにも、まずは、キーワードプランナーと言うツールとは、何なのか?簡単にご説明させて頂きたいと思います。
キーワードプランナーは、Googleが、Googleの広告サービスを利用するお客さん向けに提供しているツールです。
以前にチラッとお話しましたが、IT業界の覇者 Google様のメイン収益は、実は WEB広告。
Googleにお金を落としてくれる、大切なお客さん達が、広告を出稿する前に、どのくらいの予算で、どのくらいの広告パフォーマンスが得られるのか、そのシミュレーションを作ってくれる高機能ツールなのです✨
キーワードプランナーで、できる具体的なことは、多々ありますが、主な機能を挙げると、以下 6つ。なんとなく、イメージが湧くかもしれませんが、要するに、Google広告のお見積りツールのような役割を果たしています。(笑)
キーワードプランナーがしてくれること
- 関連キーワード候補の提案
- キーワードの月間検索回数と、過去の検索推移
- 各キーワードに広告を出すと、1クリックいくらになるのか試算
- Google広告を出稿した際のシミュレーション
- 広告を見てくれる人の想定データ
- Google広告を始めるときの各種設定サポート
Googleの提供する広告とは…?
Googleの提供している広告サービスは、Google Adwords(アドワーズ)とか、GDN(グーグル ディスプレイネットワーク)と言った、カッチョ良い名前だったのですが、最近、名称変更しまして、今はストレートに、「Google広告」と名付けられていますw

Google広告って、どんな広告?
では、Google広告って、一体どんな広告なんでしょ?
SEO講座で、少しお話ししましたが、おさらいも兼ねて、簡単にご説明したいと思います。
広告と言うと、電車の中吊り広告だったり、看板など、お金を払って、広告スペースを一定期間ジャックするイメージが強いと思いますが、Google広告の仕組みは、ちょっと独特です。
まず、広告が掲載される場所は、Googleの検索結果ページなのですが、広告スペースに広告を出す訳じゃなく、ユーザーが検索したキーワードに対して、広告を出稿できるのです。

実際の検索結果画面を見ながらの方が、分かりやすいと思うので、下に「WEB制作」で検索した時の検索結果を用意したぜ💦
WEB制作で検索した時の、Googleの検索結果

上図のとおり、緑色に囲ったところが、Google広告の表示エリアなんです。
よく見て頂くと分かりますが、広告を出しているのは、WEB制作会社さんばかりですよね?
ここで広告を出しているWEB制作会社さん達は、「WEB制作」と検索した人に、自社のホームページに誘導する広告を見て欲しかった訳です。
なぜなら、「WEB制作」と検索する人は、ホームページを作りたい!って思っている人が多くいると期待されるのでw
このように、キーワードを指定して、自分のターゲットとする人にダイレクトに広告を届けることができるのが、Google広告の強みなんです!
ただ、このGoogle広告は、1ヵ月広告を掲載したらいくらと言った、料金が決まっている従来の広告ではなく、1クリック当たりいくらまでお金を払うかを入札し、一番高い金額を入札した人が広告を出すことができる、オークション形式の広告なんです💦
つまり、キーワードに対して、広告を出したい人が多ければ多い程、競争は激化し、1クリック当たりのお値段は高くなる可能性が高く、その時々の入札状況によって、お値段は変動します。言わば、時価ってことです💦

つまり、キーワードプランナーは、「今ですと、このキーワードは、だいたい〇〇円ですよ。他にも、こんなキーワードが、このくらいの価格で変えますぜ!」って教えてくれるツールってことだね(笑)
キーワードプランナーの使い方

さて、簡単に Google広告について、ご説明してきましたが、何となくイメージが湧きましたでしょうか?
ご説明した通り、キーワードプランナーは、Goole広告の利用者向けツールではありますが、SEOに取り組む上でも、とっても役立つデータが手に入ります。
キーワードプランナーが良いところは、検索ボリュームや、キーワード候補を提案してくれるだけじゃないんです。
ちょっと視点を変えると、いろんなことが想像できるんですよ。
例えば、SEOも、Google広告も同じ検索結果に表示される集客手法ですよね? もし、SEOで上位表示できてたとしたら、わざわざお金を払って、Google広告を使おうとは思わないでしょ?
つまり、クリック単価が高騰してるキーワードは、お金を払ってでも、そのキーワードで上位表示をしたいと願う人(= SEOを頑張ってるけど、順位がなかなか上がらない人)が多いとも読み取れるんです。
クリック単価が高ければ高いキーワードほど、SEOのライバルが多い可能性が高いという指標になるってことです。
と言うことで、前置きが長くなりましたが、キーワードプランナーの使い方をご説明していきます!

儲からなかったら、誰も入札しないでしょ?誰も入札しなけりゃ、値段も高くならない。な?
キーワードプランナーで、新しいキーワードを見つける方法

まず、Googleキーワードプランナーにアクセスしましょう。
Google広告を使う気が無くても、Googleアカウントさえ持っていれば、キーワードプランナーにログインすることが可能です。
ログインすると、
- 新しいキーワードを見つける。
- 検索のボリュームと、予測データを確認する。
と言った、項目が出てきますので、まずは、「新しいキーワードを見つける。」からご説明します!
step
1新しいキーワードを見つけるをクリック

虫眼鏡マークのところに、アナタのビジネスに関連するキーワードを入力しましょう。他にも、URLを入力することができます。
step
2元となるキーワードを入力

新宿のラーメン屋さんであれば、「新宿 ラーメン」などと入力しましょう。1ワードだけじゃなく、複数ワードを入力することも可能です。

他の無料ツールではできない、キーワードプランナーならではの調査方法と言えるな。
step
3元となるキーワードの検索ボリュームが表示される!

検索したキーワードの、月間検索回数が表示されます。
「競合性」という項目は、このキーワードに対して、広告を出したいと思っている広告主さんが多いのか(= 競合性が高い)、少ないのか(= 競合性が低い)のか、指標を表示してくれます。
また、「ページ上部に掲載された広告の入札単価」では、Google広告の過去データから、クリック単価の、最安値と、最高値を表しています。
step
4派生する関連キーワードが一覧で表示!検索ボリュームもあり!

検索したキーワードと類似するキーワード候補と、それぞれの検索ボリューム、競合性などが表示されます。

キーワードプランナーで、キーワードの過去の傾向を見抜く方法

続いて、「検索のボリュームと予測データを確認する。」の方を説明します。
こちらも、ほとんど差異はありませんが、Google広告に出稿した場合のシミュレーションを表示してくれるなど、より広告主向けの機能が搭載されてます。
基本的に、自分が入力したキーワードだけのデータを見れるので、ステップとしては、「新しいキーワードを見つける。」で、気になる候補キーワードをピックアップして、「検索のボリュームと予測データを確認する。」で再検索するのがおすすめかな。
step
1検索ボリュームと、予測データを確認するをクリック

キーワードを、1行に1つずつ、または、カンマを区切って入力しましょう。ちなみに、調べたいキーワードをまとめたCSVデータがあれば、ファイルをアップロードすることも可能です!
step
2元となるキーワードを入力しましょう。

ここでは、サンプルとして、「新宿 ラーメン」「新宿 とんこつラーメン」「新宿西口 とんこつラーメン」の 3ワードで調査してみました。
step
3Google広告に出稿した場合のシミュレーションが表示

入力したキーワードで、仮に Google広告に広告を出した場合の、広告パフォーマンスのシミュレーションが表示されます。費用などの項目は、任意に変更できるので、どのくらいの予算で、どのくらいのクリックが得られるのかが分かります。

step
4過去の月間検索数の推移が確認できる!

画面上部にある「過去の指標」タブをクリックすると、過去 12ヵ月での月間検索回数が表示されます。
また、上部のグラフは、月ごとの検索回数の推移を表しています。今回調査した、「新宿ラーメン」は季節に左右されず、毎月一定の割合で検索されていることが分かりますが、例えば、「年賀状」「カニ通販」「水着」などと言った、季節キーワードは、このグラフが大きく変動するはずです。
Google広告利用者じゃないと、キーワードプランナーは使えない?!

こんなに優秀で便利なツールなら、やっぱキーワードプランナーを使った方がいいじゃん!
そもそも、SEOは、Googleを相手にしてるんだし!
そうですね…
ちょっと前までは、実は キーワードプランナーは、誰でも自由に同じデータを提供してくれてたんですが、ちょっと前にリニューアルされまして、実は、Google広告を利用していない人には、超ザックリとした、アバウトなデータしか提供してくれなくなったんです💦
どんだけアバウトになるかと言うと、こんな感じ💦
Google広告を使っていない人だと、データはこんだけアバウトになる…


これを指標として、プランニングするのは、ちょっとキツイよな…
ディースケがお勧めの代わりになるツールは、UrberSuggest
と言うことで、ディースケが出し惜しみしていた訳じゃないことは、ご理解頂けたでしょうか。
キーワードプランナーが、誰でも使えた時代であれば、もちろん、キーワードプランナーをお勧めしていたんですが、さすがに、ここまでアバウトですと、代わりのツールを使う方が手堅いかと思いまして、ご紹介を控えていたのが実情です。
ただ、後々 WEB広告の始め方についても記事を書く予定ですが、Google広告は、SEOの弱点を補完してくれる、おすすめの集客手法の一つ。ご自身のホームページが出来上がったら、是非、トライしていただくことをお勧めしているので、キーワードプランナーのデータに魅力を感じた!って人は、Google広告のアカウント開設をして、ちょっとだけお金を入金しておくといいと思います。
ディースケが検証した限り、ちょっとでもお金が入ってると、お客様と思われて、キーワードプランナーのデータが丸見えになりますので(笑)

UrberSuggestは、Googleキーワードプランナーのデータを活用してると思うので。
まぁ、幾つかキーワードプランナーの代わりに使える無料ツールは、あるから色々試してみてくよ。
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